音大在学中の心得

音大生の授業や1日のスケジュールは?

音楽大学の学生って普段どんな学生生活を送っているのか、みなさん気になるところだと思います。

そんな疑問に音大の卒業生ということで、リアルにお答えしていきたいと思います。

 

今回記事を書くにあたり、不安材料は一般の大学生の生活をそこまで把握していないところで比較があまりできないことです。

一般大学の友人に聞いた話や、イメージを元に書いていきたいと思いますので、こんなんじゃねえ!と思うこともあると思いますが、そこはどうか寛容にお願い致します笑

 

それではいくつか項目を分けて書いていきたいと思います。

まず始めは、いちばん気になる所だと思います。授業やカリキュラム、ゼミ等どんなものがあるのか書いていきたいと思います。

音大ならではの授業ってどんな感じ?ゼミなどは?

はじめに言っておくと、ゼミというものは僕の大学にはなかったです。

これが多分みなさんいちばん驚かれると思いますが、ゼミというものはなかったです。

このゼミというのは世の中の大学生にしたらクラスのようなもので通っているのかな?と思いますが、ゼミと呼んでいない代わりにクラスというものがあります。

普通にA組、B組など言った感じに呼んでいました。

これはどんな分け方かというと、楽器毎に分かれることが多かったです。

例えばピアノ科ならピアノ科のクラスAがあったり木管楽器の中で2つくらいに分けて見たり、金管楽器だけとか打楽器だけと言った感じで、楽器の種類でクラスを分けていた傾向がありました。

 

ゼミの代わりにクラスがあるというのが僕の通っていた大学の特徴かなと思います。

 

さて続きまして、気になるのは授業だと思います。

授業は音大の特徴的な授業は、西洋音楽史、アナリーゼ(楽曲研究)、ソルフェージュ(メインは聴音)、和声や対位法などがあります。

それぞれどんなものか解説していきます。

西洋音楽史

その名の通り西洋の音楽史を勉強します。

例えばベートーベンは何年に生まれて、何年に死んだか、と言ったところから始め代表曲はこれとこれで、師匠は誰だったのかどんな性格だったのかなどなど。

作曲家のことをメインに取り上げますが、歴史なのでこの時代の曲にはこんな特徴があるなど歴史的な背景も勉強しながら、その作曲家やその時代の音楽について勉強、考察していきます。

基本的には音楽のジャンルでいうとクラシックがメインになります。

時期は大体17世紀から20世紀の音楽をメインに扱います。

この時代だと記録が残っていなかったりすることも多いので、考察というのを結構行います。

アナリーゼ

続いてアナリーゼとは簡単にいうと、どんな曲なのか分析すると言った感じになります。

はじめにこの曲は何年に作られた、この曲は何調の曲でここで転調してここは当時にしてはルール違反な作り方をしているねなどと言った、曲の構成について、分析します。

このアナリーゼの目的は、作曲者がどんな思いでこの曲を作ったのか、どんな狙いがあったのかなどを考えることになります。

さらに現代の作曲を目指す人や指揮者を目指す方はこのアナリーゼという作業はかなり大事になってきます。

演奏者にとっても、この曲がどんな流れで作られているのを知って演奏するのとそうでないのとでは、演奏のクオリティに少なからず関係してきます。

ソルフェージュ

このソルフェージュと別の記事でどんなものか書きましたので、ソルフェージュについて詳しく知りたい方は別の記事を見ていただけると幸いです。

ソルフェージュの授業とは主に聴音と言った書き取りを行います。

目的は音感を鍛えるというのがメインです。

また、授業では問題の後に答え合せをしますが、その時にここがどういったこうなったなども勉強します。

ただひたすらというよりはこの問題の間違えが多いこの場所はこう理由だから間違いやすかった、といったことも合わせて勉強します。

和声や対位法

この和声と対位法は和声が和音、いわゆる響きのお勉強。

対位法とは旋律について、いわゆるメロディについての勉強をしています。

こう言った音の重なりをすればこう聞こえるとか、この重ね方は気持ち悪く響いてしまうなど勉強します。

対位法はメロディーは音をどのように繋げていくと効果的かと言ったことを勉強します。

細かいことは省きますが、メロディを作るにあたってもやはりコツというものは存在するのだということを学びます。

 

それぞれの音大特有の授業を紹介していきました。今まではいわゆる座学というものです。

続いては音大ならではの醍醐味となる授業をご紹介していきます。

 

音大の目玉!オーケストラや吹奏楽その他個人のレッスン

音大なのだからやはり演奏の技術を磨かなければ意味がないですよね。

音大には先ほど書いた西洋音楽史やソルフェージュと言った専門的な授業よりも多い時間オーケストラや吹奏楽の授業があります。

この授業はやはり、有名な指揮者の方が各大学にいるので、その方にオーケストラを学べたり、より高度なレベルで吹奏楽の授業を行います。

正直このオケや吹奏楽と言った授業を受けたいからこそ音大に入ったようなものです。

大体週に2日ほどこの授業があります。時間にして大体1日で3時間ほどやります。

このために一生懸命練習あるのみです。どれだけひたすら出来るかになってきます。

個人レッスン

この個人レッスンというのは自分が専門でやっている楽器のレッスンになります。

ピアノ科ならピアノの専門のレッスンがあります。

このレッスンも音大に入るならではであり、最重要な科目となります。

僕の中では一番重要な時間でした。これほど贅沢な時間はなかったと今でもそう思います。

僕の場合はトランペットでした。師匠と呼ばれる人を皆が持っていて、その師匠がレッスンをしてくれます。

大体週に1度や2度、少ないと隔週に1度などなど。師匠によって忙しさが違うので、変わってきます。

このレッスンで怒られないようにするために皆必死に練習します。

音大生の一日のスケジュールをあとでご紹介しますが、授業が終わったあとは門が閉まるまで大体皆練習します。

 

音大生の1日のスケジュール

最後に音大生の1日のスケジュールをご紹介しましょう。

と言っても毎日時間割は結構変わってきます。

大体午前中に9時から授業が始まります。これが1限というやつです。

ちなみに部活ではありませんので朝練というやつはありません。個人的に朝に強い人は練習してから1限に来ます。

僕は朝がとても苦手なので、そんな日は1日もなかったです。笑

それから大体授業は5時くらいまでありますが、ぶっ続けで朝から夜まで授業がある日はほとんどありません。

大体1限に出たら間が数時間空いて夕方から授業などになります。

それかそうなるのが嫌な人は時間割は完全には決まっていなくて自分で組むので朝が苦手な人は昼から授業にしたり、その逆に朝から昼にかけて詰め込むという人もいます。

時間割を組むことができるのは一般的な大学と一緒かと思います。

そんな感じで大体授業は9時から17時くらいまでです。

一般的な大学はどんな感じか気になりますが、きっとそこまで変わらないですよね。

 

音大の特徴はこのあとです。音大生は授業が終わった後からがむしろ重要で、ここから夜学校の門が閉じるまで、練習が始まります。

これは強制ではありませんので、帰りたい人は帰って良しです。

音大生は放課後をメインに練習時間を作ります。なのでバイトをしなくてもいいような人は時間的には有利になります。

ただ僕はバイトをしないと遊ぶお金や物を買うお金はなかったので、バリバリバイトをしていました。

その分練習できる時間には限りがありました。ですが限りあるからこそ集中して練習することもできるのでその点はよかったです。

何時間もトランペットの場合は練習できるわけではないので、長い時間かけて練習するよりかは、比較的短時間でサクッと練習した方が個人的には伸びるんじゃないかと思います。

 

それと、音楽漬けもいいですがバイトをすることによって、色々と勉強にもなるのでバイトをするのも個人的にはオススメですよ!

 

まとめ

音大生の学生生活をなんとなく想像することができたでしょうか!

特徴的なのはオーケストラや個人レッスンというのがあるところかなと思います。

一番音大生らしいのかなと思います。

他にもなんだか紹介しておきたいようなことがいっぱいあるような気がしますが・・・。

とりあえず思い浮かばないので、また第2弾など書いていけたらと思います!

 

この記事で、音大生ってこんな感じなんだなとか、魅力的に思ってもらえたら嬉しいです。

音大に興味がある人のためになるような記事を今後も書いて行くので、また見に来てください!